気になる中古車紹介 第10弾~中古消防車特集~
今日は気になる中古車紹介シリーズも早くも第10回目となります。
ということで⋯
消防車の中古車特集しようかと思います(笑)
消防車は以前、一回だけご紹介しました。
なぜ消防車や救急車といった緊急自動車が売られているの?という疑問にもこちらに解説しておりますので宜しければご覧ください。
さて、一台目は
日野 はしご車
【車両概要】
車両価格:351万円
年式:平成7年
走行距離:21585km
島根からの出品です。
消防車の中古車は多いですがはしご車は目を引きますね。
もちろん、カゴ(救助ベッドレール)も稼働。
操作は基本的にカゴから。
当時使っていた消防署はこの車両を一億3000万円で購入したとか。
いやぁ圧巻。
長いですね
30メートルあります。
私が幼いころ、消防のイベントに招待されて一度乗った事がありますが本当に高いんですよねぇこれ。
30メートルだと⋯10階建てくらいに相当するでしょうか。
さらに他のはしご車も併せてご紹介。
二台、簡単にご紹介します。
先程のはしご車と似ていますが、こちらのはしご車ですが35m級です。
【車両概要】
車両価格:468万円
年式:平成7年
走行距離:約33200km
デカいですね。まるでクジラのようなフェイスです(笑)
カゴには現役時代の名残が。
もう一台。
【車両概要】
車両価格:438万円
年式:平成11年
走行距離:約14360km
さて、簡単に紹介しましたが次に行きましょう。
つぎは⋯
日野 レンジャー 救助工作車
【車両概要】
車両価格:360万円
年式:平成14年
走行距離:21100km
まず、ここで救助工作車とは何かという事を簡単に説明いたします。
救助工作車とは⋯
特別救助隊や特別高度救助隊等が使用する車両でレスキュー車とも呼ばれることがあります。火災や交通事故、自然災害など一般生活上で起きるさまざまな救助事案に対応できる多数の救助資機材を積載し現場へ急行して救助活動を展開します。
フロントから見ていきましょう。
バンパーにはウインチが備わっています。
これを使って重い物の障害物などを動かします。
ウインチがあるため、バンパーはその分大きくなっています。
何故かウインチ部分の画像が多かったので掲載致します。(笑)
こんなにマジマジと見たことがなかったのでなんか新鮮です。
続いてリア方面です。
側面にはRESUCUE 119という文字跡が。
現役時代の名残ですね。
このシャッターを開けると救助に必要な様々な道具がはいっています。
コンクリを切るためのエンジンカッター等がはいっています
後ろに備わっているのはクレーンです。
ウインチ同様、重いものや車両を持ち上げる場合等に用いられます。
さて、どんどんいきます。
次は⋯
いすゞ ギガ 屈折放水塔車
【車両概要】
車両価格:285万円
年式:平成14年
走行距離:1.1万キロ
こちらも軽くご説明を。
屈折放水塔車とは⋯
地上高十数メートルの高さから毎分数トン単位の水を放出することが可能。
高所火災や危険物火災など近づけない火災時に有効な消火活動が行えます。
また、放水対象へ向けた放水塔を固定すれば無人でも放水を続けることが可能。
リアから
いやぁゴツイっすなぁ(笑)
手前(右)の最大積載量、容量、積載物品が記載されているところに操作ボックスがあります。
実際に開けてみると⋯
高所放水車のリモコン操作盤はこの様な感じになっています。
車内
所々使用感が見られますね。
しかし、1.1万キロと比較的低走行のこの個体。
お金と土地に余裕があればいかがです?(笑)
さて、今回は中古消防車特集と題しまして
最初に30m級のはしご車、救助工作車、屈折放水塔車の三台をご紹介しました。
明日の中古車紹介シリーズはお休みさせて頂きますので今日は少し頑張りました(笑)
では、最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回、よろしくお願いいたします。
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